履歴書の趣味・特技欄は何を書く?魅力が伝わる書き方

履歴書

履歴書の「趣味・特技」欄はどんなことを書いていいかわからない、または本当の趣味・特技を書いても良いのか悩んでしまう方が多いかと思います。

ここでは「趣味・特技」欄を面接官がどう見ているのか、趣味・特技の例やよくある疑問と解決方法について詳しく解説していきます。

趣味・特技欄で面接官は何を見ているのか?

そもそも、履歴書の趣味・特技欄を通して、採用担当者は何を読み取ろうとしているのでしょうか?

人柄を読み取っている

採用担当者は趣味を通して求職者の人柄・人となりを読み取ろうとしています。
どのような趣味・特技を持っているかを通して、ものごとへの興味の持ち方、とらえ方、思考回路のパターンを判断することが多いです。

また面接の際に趣味・特技を聞くと場が和む効果があり、より自然体な求職者姿を見ることが可能です。そこでタメ口になったり、世間に批判的であったりマイナス過ぎる思考回路を持っていないか判断しています。

業務への再現性を見ている

趣味・特技が実際の業務の場で活かせる要素があるかを見ている場合もあります。
業務に直結するプログラミングや英語などはもちろんですが、登山であれば体力や計画性、プラモデルであれば手先の器用さや集中力など、その趣味に使用する考え方なども業務に活かすことができます。

そのため面接官には趣味そのものだけではなく、それに対する考え方や思考力までアピールすることが重要です。

履歴書における趣味・特技欄の基本ルール

趣味・特技の内容そのものが書類選考の結果に影響することはほとんどありません。一方で、自分をより魅力的にアピールできるポイントでもあります。

一般的に以下のように記入します。
趣味・特技欄の例文

趣味・特技欄の基本ポイント

箇条書きで記載する

採用担当者は多くの履歴書に目を通しているため、一目で内容が伝わる書き方にすることが重要です。
趣味・特技欄に決まった形式はありませんが、箇条書きで簡潔に内容を記載するとよいでしょう。

カッコ書きでエピソードを追加しても良い

カッコ書きで具体的なエピソードを追加するのも効果的です。
その趣味を何年続けているのか、なぜ得意なのかなどを書き加えることで、採用担当者の印象に残りやすくなります。

嘘は絶対に書かない

趣味・特技の内容を面接の際に聞かれることはよくあるケースです。そこで答えられるよう、嘘を書くことは絶対にやめましょう。採用担当者はプロですので、受け答えで「取り繕っている」「嘘だ」ということがわかってしまいマイナスな印象を与えてしまいます。
正直に自分の趣味や特技を書くようにしましょう。

自己PRに繋がるものを優先的に書く

趣味・特技欄をより効果的なアピールの場にするために、自己PRに関わるものを記入することも重要です。
例えば英語力が必要な仕事であれば「英会話」、コミュニケーション能力が必要な仕事であれば「初対面の人とすぐうちとけられる」など、自己PRを補強できるような趣味・特技を選んで書くのをおすすめします。

趣味・特技欄の例をご紹介

基本的な書き方ルールをご紹介してきましたが、「実際他の人はどのようなことを書いているの?」と疑問を持つ方も多いかもしれません。
ここでは具体例を紹介していきます。

趣味の一例

  • スポーツ系(野球、バスケットボール、フットサル)
  • アウトドア系(登山、キャンプ、旅行、釣り、ドライブ、スキー)
  • インドア系(ゲーム、プラモデル、料理、掃除)
  • 文化系(イラスト、俳句・短歌、映画鑑賞、カラオケ、日本舞踊)
  • 計算系(暗算、そろばん)

特技の一例

  • パソコン系(プログラミング、タイピング)
  • 語学系(英語、中国語、スペイン語)
  • コミュニケーション系(人の名前を覚えるのが早い、子どもとすぐ仲良くなれる)

趣味・特技欄の例文と解説

どのような趣味・特技を書けば良いのか、イメージは湧いたでしょうか?
次の記事では実際に履歴書に書く際の例文と、解説をご紹介します。

スポーツの場合

例:野球(小学4年から継続しており、高校では地区大会優勝経験あり。現在も社会人チームで続けている)

解説:スポーツ経験は協調性、体力があるという理由から採用担当者から人気がある趣味です。大会などで実績がある場合は記入し、ない場合も目標にしていたこと(毎日素振りを100会継続していた等)を書きましょう。

旅行の場合

例:旅行(年1回友人と国内旅行をしている。ホテル・航空券をリサーチし最安値でいけるよう工夫している)

解説:旅行は計画性、フットワークの軽さのアピールに繋がります。計画段階で工夫している事があればそこまで記入しましょう。また、海外旅行が趣味の方は語学力アピールも可能です。

ドライブの場合

例:ドライブ(知らない土地に出かけ、有名なグルメを食べることで気分転換をしている)

解説:ドライブの趣味は「一人で出来る趣味でストレス発散ができる」というセルフコントロール力のアピールに繋がります。一方で気をつけたいことは、目的をはっきりさせることです。「気分転換」と書くとストレスコントロールできる人だという評価に繋がりますが、書き方によっては「スピードを出して走るだけ」「交通マナーは大丈夫なのか」と思われてしまいマイナスな印象を与えてしまいますので気をつけましょう。

ゲームの場合

例:ゲーム(攻略本を読み込み情報収集し、効率良くプレイしている。)

解説:ゲームはエンジニア職やゲーム業界などでアピールに繋がります。書く際は、情報収集力や継続力、検証力、思考力に繋がるようなエピソードを必ず添えましょう。
一方で、職種や企業によっては内向的な印象を持たれてしまう事もあります。ゲームだけ書くのではなく、他の趣味と組み合わせることをおすすめします。

音楽関連の場合

例:音楽鑑賞(学生時代は吹奏楽部に所属。休日に好きなジャズを聞きリフレッシュをしている。)

解説:音楽鑑賞やライブなどもセルフコントロール力のアピールに繋がりますが、無難な印象を与えてしまうため必ず具体的なエピソードを添えましょう。ファンコミュニティの運営をしているなどがあれば、運営力や計画力をアピールできることもあります。

また、仕事でどう活かせるかまで繋げる事が難しい趣味でもあります。履歴書には書かなくても良いですが、面接の際に聞かれたときに答えられるよう、なぜそれを趣味としているのか、どんな時に行うのかまでストーリーとしてはなせるよう用意をしておきましょう。

カラオケの場合

例:カラオケ(ストレス発散のため1人で行っており、呼吸法や歌い方を研究している)

解説:カラオケは単体のみだとアピールとして弱いため、自己PRに繋がるようなエピソードを添えましょう。セルフコントロール力をアピールしたい方は「1人で行っている」こと、友達との協調性やフットワークの軽さをアピールしたい方は「友人数人を巻き込んで行っている」ことなどアピールしたいことによって書き換えることが重要です。

また、例文のように目標への努力をしている方はそこも言及しましょう。

よくある疑問と解決法

考える女性

書かない方が良いのは「ギャンブル」「政治」「宗教」に関すること

先述した通り、履歴書の趣味欄では人柄を判断し、面接の時にも深掘りされる内容です。
例えば、ギャンブルなどは良いイメージを持たない採用担当者も多いため、避けた方が良いでしょう。そのほか、政治や宗教に関することも避けた方が無難です。

無難な趣味は書き方を工夫しよう

音楽鑑賞や読書など、無難な趣味を書いて良いのか?と思う方も多いですが、例でご紹介したとおりエピソードを添えれば書いても問題ありません。

特技や趣味が無いときは自己分析をする

趣味特技が思いつかない…という方も、諦めず自己分析をして書く内容を決めましょう。難しく考える必要はなく、「毎日欠かさずしても苦にならないこと」や「誰から頼まれなくてもしていること」を思い出すと良いでしょう。

それでも思いつかないときは「特になし」と書く

どうしても履歴書に書ける趣味・特技が無いときは正直に「特になし」と記入しましょう。自己アピールのチャンスは無くなってしまいますが、嘘をつくのは絶対にやめましょう。

趣味・特技欄がない履歴書を選んでもよい

応募先で決まった履歴書フォーマットがない場合は、最初から独立した「趣味・特技」がない履歴書を選んでもよいでしょう。実際に「JIS規格履歴書」の「特技」欄は、「志望の動機、アピールポイント」欄と共用しています。

まとめ

キャリアコンサルタントコメント

特技・資格のポイントとよくある疑問について解説しました。
趣味はアドバイザーによっても見解がわかれるところです(例えばオンラインゲームなどはできるだけ書かないほうが良いなど)。一方で、どんな趣味に好印象を持つかは職種によって異なるため、今回は「書き方を工夫すれば書いても良い」という視点で解説しています。

採用担当者は趣味・特技欄からあなたの人柄を読み取ろうとしています。履歴書は就職活動において大変重要なツールですので、ぜひマスターしてくださいね!

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